#30『自費で飛行機の免許を取得してエアラインパイロットになるにはどこの国がベストか?~前半~』

最近飛行機の話に全く触れておらず、

 

「ワダビの“ビ”ってなんなんですか?」

 

と言われそうなので今回は久しぶりに飛行機について書いていこうと思います。

 

日本でエアラインパイロットになるには自社養成で採用されるか航空大学校を卒業するのが王道でしたが、ここ10年で航空業界はガラリと変わりました。

 

まず日本にLCCがぞくぞくと就航しました。また日本の大手航空会社も経営再建を致しました。

そして団塊世代の退職に備えて日本の私立大学が飛行機操縦科を設立して一斉に学生募集を始めました。

 

なので、経験豊かなパイロットは全く足りていないですが経験の浅いパイロットは溢れているのが現状です。

 

王道ではないですが、10年前であればアメリカに渡り自費で免許を取得して日本で免許切り替えの為の訓練を受け、日本の免許を取得してから日本の航空会社に採用されてエアラインパイロットになることが出来ました。

 

が、今はかなり厳しいです。若手がゴロゴロいます。

 

なのでこれから自費で免許を取得して「エアラインパイロットになるぞ!!!」と決意されたのであれば、もう海外の航空会社で働くことを前提に考えておいた方がいいと思います。

 

ではどこの国でなるのがいいか。。。

 

まず第一に思いつくのはアメリカですが、ジャパニーズがアメリカでエアラインパイロットになるのは至難の業です。

 

まずネイティブクラスの英語が求められます。

あと免許取得した後は教官や農薬散布、遊覧飛行等様々な仕事を経てエアラインパイロットになれるので日本とは違いステップアップが主流です。なのですし屋やラーメン屋等で掛け持ちで働かざるを得ず、しばらく厳しい生活を迫られます。

そして、ビザ取得が難しい!!!

 

アメリカでなるなら不屈の精神は必須です。

 

ヨーロッパやオセアニアでなるのはピュア日本人にとってもちろん簡単ではないですし、中東やアフリカ、南米は未知過ぎて分かりません。

 

韓国は日本と同様自社養成が主流ですし、ロシア方面や中国では現地の言葉が飛び交いますので第3言語のスキルが必要です。

 

ってことで、我々ピュア日本人が目指すのは東南アジアです。

 

後半へ続く

 

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