#93『謹賀新年』
皆様、あけましておめでとうございます。
年末は来る日も来る日も鳥のように飛んで大晦日に更新するつもりが気がついたら寝てました。
皆様の2022年はいかがでしたか?
Mr.WADAは2022年だけで45空港訪れました。
イラクとかカザフスタンとかエチオピアとか色んな所に飛んだが故に最近は無の境地です。
また去年から入国規制も大分緩和されてステイも出来るようになりましたが、
とにかく東ヨーロッパは美しい!!
Mr.WADAはずっーーーとフランスとイタリアがヨーロッパ観光のツートップだと思っていて行ったことなかったですけど、とてもとても美しいです。是非皆様も一度訪れてみてください。
今年からきっと航空会社の採用も本格的に再開するのではないかと思います。
いつでも選考を受けられるよう今のうちから履歴書を準備してシミュレーター等で飛ばして準備万端にしておきましょう。
もし皆様をサポート出来ましたら幸いです、本年もよろしくお願い申し上げます。
KAZUHO WADA
#92『中東で飛んでみた』
免許書き替えも無事終わり、中東で飛び始めました。
感想ですが、
「暑い」の一言に尽きます。
クウェートとかイラクは気温50度を超えるので
むしろ「熱い」です。
中東の航空会社で飛んでみて感じた良い点と悪い点を
Mr.WADAの独断と偏見で挙げていきますので、
将来中東で飛んでみたい方は是非ご参考ください。
良い点
①タガログ語が通じる
早速Mr.WADA基準で挙げましたが、中東のどこの国に行っても
フィリピン人だらけです!
中東の空港に到着したらタガログ語が飛び交い
ニノイ・アキノ国際空港に到着したかと錯覚します。
我らがジョリビーも中東に進出してますのでフィリピン大好きな方はまず生活には困らないと思います。航空会社のスタッフもフィリピン人が多いのでタガログ語が話せれたらより充実した生活を過ごせると思います。
②雲がない
これはフライトに関してですけど、今までずっと積乱雲を避け続けてきたMr.WADAにとってはとっても助かります。中東の空港は砂埃で視程が悪い時もありますけど
ほぼ快晴です。
③グローバルな福利厚生
中東の航空会社は世界中からパイロットが集まるので福利厚生は充実しています。
流石に全ての航空会社が同じではないですが航空会社によっては所属先の航空会社以外にも日本の大手2社を含めた世界中の航空会社の航空券が9割引で購入出来たり、また子供の教育費も中東に限らず世界中どこの学校で教育を受けても補助を受けれる所もございます。
悪い点
①ナイトフライトだらけ
噂では聞いてましたけどとにかく夜中飛びます。
特に貨物は好調なので
777のパイロットはまず地上にいないです。
②やらかしたらSAYONARA
コロナ禍の影響もあり航空会社がパイロットを募集したら5000通以上の履歴書が1週間で集まります。航空重大インシデントやアクシデントは地上職におりるとかではなく普通にクビになる可能性が高いです。Mr.WADAはこのプレッシャーを求めていたので悩みましたが、日本の企業と比べると悪い点として挙げさせて頂きました。
③日本食のコストパフォーマンスが酷い
日本の食材を現地で調達するとなると最低でも3倍はします。
日本料理店ももちろんありますが値段の割には美味しくないので海外で日本料理店始めたい方は是非中東に進出してください。
Mr.WADAが全力でサポートします!
今回は以上です。
まだまだ新型コロナウイルスが流行っておりますので皆様引き続きご自愛くださいますようよろしくお願いします、と締めようと思いましたが
Mr.OHTANIがベーブ・ルース以来の大記録を達成しました。おめでとうございます。
誰がどう言おうと挑戦し続ける事と努力し続ける事が大切だとMr.OHTANIが証明してます。海外では以前の生活に戻っている所も多いです。
我々も是非Mr.OHTANIに続きましょう!
KAZUHO WADA
#91『Mr.WADA NEO』
ご無沙汰しております。
皆様いかがお過ごしでしょうか?
クソみたいな世の中になって2年以上経ちましたが、
やっと最近マスクを取って動けるようになってきました。
ただ久しぶりにマスクせずに外に出たら、
ものっすごいクチがふわふわする!
結局気がついたらマスクをつけてるんですよね。
そしてなによりも隔離なしの国が増えたのが非常に嬉しい!!
以前は国によっては政府指定のホテル限定だったので、最悪窓無しの部屋に3週間隔離とかありましたから。その頃と比べたら劇的な改善です。
乗客も徐々に増えてきて各航空会社は採用を再開していますが、パイロットを養成する資金と時間がない為
最後のフライトから1年以内のパイロットを優先して採用しているのが現状です。
ですのでたとえ経験がなくても今ちょうどライセンスを取得された方は僅かながらチャンスかもしれません。でもそれはコロナ禍で2年以上エアラインで飛んでいない経験者と比べての話であって、実際は航空会社がパイロットを募集したらエアラインに在籍している何千人ものパイロット達から履歴書が届きます。エアライン経験者ですら採用試験前に面接の練習をしたりマニュアルを読み直したりするんですから、未経験者は睡眠時間を削って準備しないとなかなか採用されないと思います。
でもシンプルに諦めない、毎日自分を磨く、
これに尽きます!
Mr.WADAをご覧ください!
このブログを始めた頃は飛行経験もなく英語もほとんど喋れなかったですけど、今では中東の航空会社に採用されるまでに進化しました。
為せばなんとかなるんです!!
来年には規制がさらに緩和されると思いますので、今はTOEIC900点を取得したりAIMを丸暗記したりブラッシュアップしていきましょう。
小さなことからコツコツと!
KAZUHO WADA
#90『WADAVI卒業生からのメッセージ⑦』
この度はMr.WADAのご協力、ご尽力の下、海外エアラインから内定をいただくことができました。
内定に至るまでの過程はコロナ禍での厳しい採用事情の中、企業側の都合で幾度となく会社の採用の話が現れては立ち消えになり、、という事が繰り返しありました。それでも根気よく採用情報を継続して連絡し知らせてくださり、先日ようやくとある航空会社の試験まで漕ぎ着ける事ができました。私にとっては初めての英語の面接ということもあり最初は緊張と恐怖でしかありませんでしたが、インタビューの流れ、質問傾向、回答例など基本的なことから口述試験対策まで親身に相談に乗っていただいて、その上で対策を練る事ができたおかげで突破できたものと思っています。
私自身、日本人として海外で就職するにあたり英語はまだまだ勉強中です。
また海外での就職は未知の世界でもあり、パイロットの仕事にはこれからも変わらず己の知識、技量、語学の研鑽が必要となります。
それだけに母国語の日本語でサポートを受けられるのは大きなアドバンテージとなると思います。
やっと掴んだこの機会をしっかり次に繋げて今後さらなるキャリアアップを実現していこうと思います。
Aさんからメッセージを頂きました。
誠におめでとうございます!
Aさんはこのコロナ禍でも気持ちを切らさずに日々A320のマニュアルを読んでMr.WADAによく質問されていたのが非常に印象に残っています。副操縦士としてチェックアウトするまでまだまだ道のりは長いですが、
結局一番大事なのは気合です。
是非根性で乗り切って頂きエアラインパイロットとして益々のご活躍をお祈りしております。
ところで皆様、気がつけばもう2022年までなんとあと2週間を切ってるらしいです。信じられないです。
隔離に次ぐ隔離で今年も本当にあっという間で、一応Mr.WADAはまだ飛んではいますが残念ながら今年も個人的な目標は達成出来なかったです。ですが、来年は年明けから中東とヨーロッパに行きますのでいいご報告が出来ますよう精進します。
それでは皆様引き続きご自愛ください。
メリークリスマス、そしてよいお年を!
KAZUHO WADA
#89『新生活スタート!』
日本でプロ野球開幕!
アメリカでもMLBが開幕して
2番、ピッチャー、世界のMr.OHTANIが
打って投げて大活躍!!
素晴らしい!!!
しかし我々はいつまでこの生活を強いられるのかとMr.WADAは世界に問いたい!
フィリピンがロックダウン解除したと思ったら日本が緊急事態宣言を出して、日本が緊急事態宣言を解除したと思ったらフィリピンがロックダウンして、、、
出来ればタイミングを合わせていただけますと幸いです泣
一方で新型コロナウイルスをしっかりと抑え込んで経済を回してGDPプラス成長を維持している国もあって、この前日本料理屋さんに行ったら活気に溢れてたので思わずビールと、
タコ焼きを頼んでしまいました。
悪魔じみてやがる・・・
うますぎるやないか!!!
隔離生活後だったのでうますぎて少し泣きそうになりました。
引き続きMr.WADAは尽力致しますので、全員でこの難局を乗り切りましょう。
KAZUHO WADA
#88『Mr.SHINJO強し!』
皆様ご無沙汰しております、Mr.WADAです。
#87『ワダノマスク』
フィリピンがロックダウンされてからもうすぐ4ヶ月が経ちマニラでは6月に少し緩和されましたが、
全く回復の兆しが見えません。
それどころか7月6日発表のWHOのデータによれば新規感染者が2424人と
現在東南アジアトップです。
Mr.WADAは一応外人なのでこれまでずーーーーーーーーっと何も言わず黙ってましたが
フィリピン政府、どないなっとんや!
まずそもそものロックダウンのやり方が無茶苦茶で、
外に出るな!
マスクつけろ!
それでも抵抗するなら軍や警察に発砲許可を出してたのですが
先日おじいちゃんがマスクをつけるのに抵抗して命を落としました。
スタッフからその話を聞いたときにそんなんあり得るか!って言ったら
No choice, sir... (仕方ないですぅ。。)
Many choicesだと思いません?
100歩譲ってフィリピン人が納得する以上銃での生活規制が仕方がないとしても、
マニラに住むスタッフはこの約4ヶ月間で政府から米5キロしか受け取ってないんですよ?
Let’s fight COVID-19, FILIPINOS!
どの家も約4ヶ月間収入が無く清潔なマスクを買えない、マスク自体もない。
飛行機が飛べず訓練生達も訓練が出来ない。
そこで特別飛行許可を航空局に申請して日本から送ってもらったマスクをフィリピン人教官と訓練生が離島の保健省へ届けました。
今の時期は雲が多くこの日は9500フィートを巡航。
芝生の滑走路です。
手洗いをする、マスクをつける、
今出来ることを全員でやりましょう!
KAZUHO WADA